僕らのつくったモノは
世界中のどこからだって
見ることができるんです!
中村 祐輝
2015年入社
土木/現場代理人
父親が南阿蘇で土木の仕事をしていたため、僕にとって土木業はすごく身近な存在でした。
そのため、高校は熊本工業高校に進み、夏休みなどは父の元で土木のアルバイトをして過ごしていました。卒業を目前に就職することを決め、高校の廊下に張り出された求人表を見ていたんです。そしてその中で、お給料が高くて休みがしっかりある会社を選んだら、その会社が「八方建設」でした。
同じ高校の土木科の先輩が入社していることもわかっていましたし、仕事を続けられていることもわかっていたので、入社前から「よし!ここなら大丈夫だろう。」という安心感はありました。
朝8時には現場に出てきて、測量や現場指導を行っております。
現場が計画通り進んでいるかのチェック作業ですね。そこで協力会社さんと打ち合わせをしたり、進行状況確認しています。その後、事務所に戻り書類を作成したり管理作業を行います。土木の現場は、市役所や国土交通省や県とのやりとりになってくるので、そういった機関とやりとりしたり、提出するための資料作成などを行っております。土木は、外と中を行ったり来たりするので普通のオフィス業務と違って息抜きにもなりますし、気持ちの切り替えもしやすいですよ。
僕はリフレッシュしたい時、現場を見に行ったりしています。
【1日の流れ】
仕事内容で述べたように、土木の現場は道路やトンネル、ダムなどに関わる仕事なので、お客様は市役所や国土交通省や県だったりします。なので、そういった行政機関などとのやりとりは多いです。その他は、現場で協力会社さんとのやりとりが多いですね。僕は今、現場代理人責任者という立場で現場で動いていますが、その上に管理技術者という立場の先輩がいるので先輩の補佐官のような役割で動いています。
土木の現場は、その現場毎にメンバーが変わります。
現場のトップである管理技術者ももちろん現場毎に変わります。
色々な先輩に、仕事を教えていただけるので、その現場ごとに発見することがあったり勉強できることが違ってきます。八方建設の先輩方は、本当にいい人ばかりだと思います。理不尽な怒り方は絶対しないですし、怒られるというより注意だったり、教えてもらっている、という感じですね。あとは、高校の先輩が多いのですごくかわいがってもらっています!
年齢関係なく先輩も後輩も仲が良い会社だと思います。
熊本工業高校の土木科だったので、そこの先輩がいたり、知り合いが入社してきたりして、学生時代のように楽しんでいます。事務所では、それぞれの現場の話をしたりして、お互い情報交換をしています。
最初に一緒になった現場で感じたことですが、素直で頑張り屋でやる気も感じられたので、「この子は伸びるだろうな。」と思いましたよ。協力会社の方は、中村くんより年上の人が多いですが、持ち前の明るさで上手にコミュニケーションをとって、現場を円滑にまわしています。土木の現場は自然との戦いなので、思い通りいかないことも多いですが、そんな時でも前向きに頑張ってくれています。
実は僕、高校時代に「建設業新聞」という新聞に作文を掲載されたことがあるんです。その内容は「誰かの役に立つためのトンネルが作りたい!」という思いを綴ったものだったんですが、なんと最初の現場がトンネル施工だったんです。しかも地元に近い南阿蘇の現場でした。最初の仕事だったので、わからないことだらけで大変な事ももちろんありましたが、トンネルが完成した時には本当に感動しました。最初の現場でトンネル作りの夢が叶って、本当にうれしかったです。そのトンネルは、「なかばる夢トンネル」という名前なんですが、このトンネルを通るたびに、当時のことを思い出してうれしくなります。
熊本地震の時に、西原村の道路を作る現場を担当したんです。その時は、地元の人たちも復興にむけて色々作業をしておられ、道路を作る僕たちにも「がんばってね。「ありがとうね。」と声をかけてくださいました。その一言一言がすごく心に沁みましたし、がんばろう!というやる気にもつながりましたね。そして、今まで何もなかった場所にその道路が完成して、車や人が通っているのを見たら、「やってよかったー!」と思います。現場が完成したらもちろん達成感があるのですが、僕はその後に地図アプリで確認して、また達成感を感じています。地図アプリの道路を見ながら、きつかったなー、懐かしいなぁー、とか考えながら思い出に浸っています。
僕たちの仕事は、現場の監督です。現場は、僕たちだけではまわせません。そこには、体を動かして工程通りに施工をしてくださっている協力会社さんたちがいます。僕たちの指示を形にしてくれる職人さんや協力会社さんに、気持ち良く仕事をしてもらうために、僕は開いた時間があれば協力会社の皆さんと一緒に作業をすることにしています。現場のきつさを知った上で指示を出すと、また違ってくると思っているからです。それに一緒に現場で働くことでコミュニケーションもとれますしね。
地図アプリで世界中の人に見てもらえる
そんな仕事がここにはあります。