入社のきっかけ

子供のころの夢は「大工さん」。物心ついた時から、なぜかゼロから建物を作り上げる大工さんに憧れを抱いていました。そのため中学卒業後は、憧れの大工さんになるため翔陽高校の総合学科建築コースに進学。
阿蘇出身だった僕は、夢の実現のために三年間、阿蘇から大津に通い建築についての勉強をしました。そして三年生になり、学校に張り出されている求人のなかで、福利厚生や給与面が一番良かった「八方建設」を見て、就職希望を出したのが最初のきっかけですね。

仕事内容は？

• 大工に憧れていた僕ですが、就職して最初は経験のために土木の現場に入りました。最初の頃は、現場7:3事務作業という感じでしたが、就職して3年目で現場代理人になることができ、今では現場2:8事務作業という感じですね。作業内容は、主に書類作成と業者さんとのやりとりがメインです。安全に、工期通りに作業をすすめることができるよう、関係各所とやりとりをして、その書類を作成するのが今の業務内容です。
  今では、道路や橋など大きなモノを作り上げ、カタチに残る仕事にどんどんやりがいを感じて土木の世界にはまっています。

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お仕事にかかわる人

• 今は、現場を進めるための準備や書類を作成して報告する仕事がメインのため、それに携わる人たちと連絡を取り合う感じですね。現場で働いていただく協力会社さんや、資材の業者さん、それを運ぶ運搬会社さんなどに連絡をして、作業のタイミングで資材を届けてもらい、スムーズに業務を進められるようこまめに連絡を取り合っています。
  そして今の現場は、下に集落があるため区長さんなどにも挨拶に行って、現地の人にご迷惑おかけしないよう配慮していますね。こういった現場では、現地の方とのコミュニケーションも大事になってきます。

  先輩について

  最初の現場の時にその先輩方は、現場で工程を進めるごとに、「なぜ今これをするかわかる？」と問いかけて、僕に考えさせる間を与えてくれていました。そのやりとりを繰り返すうちに、知らぬ間にどんどん現場のことを覚えていっていました。重要なポイントで、そうやって質問をしてきて、僕に考えさせてくれることで、より仕事を早く覚えることができたと今では思います。
  今では、後輩ができ教える立場でもある僕に、厳しくというよりシビアにアドバイスをしてくれます。話しやすくて頼れる先輩たちがいるので、働いていて安心感があります。

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同僚との関係

土木の現場は、その都度違うメンバーで現場事務所で仕事を行います。なので、現場ごとに一緒に働く人は変わってくるのですが、八方建設は同僚と言わず先輩も後輩もみんな仲がいい会社だと思います。例えば、今の現場は高速を使用していくような僻地にあるので、未婚の社員さんは会社が借りた賃貸アパートから現場事務所に出社するんです。そして現場あとにみんなでご飯にいったりした時には、後輩のアパートに泊めてもらったりしてます。そうゆうことも気兼ねなくできるくらい、みんな仲がいいんです。

平尾先輩から見た下原さん

• 若いのにしっかりしていると思いますよ。仕事のスピードを重視しすぎて、チェックを忘れたりと、ちょっとあわてんぼなところもありますが！でも、それも頑張ろうとしているからだと思っています。
  後輩もできて、そこに負けないようにさらに頑張って勉強しているようなので、今後のさらなる成長に期待しています。まずは、身近な先輩を目指して頑張ってほしいですね！

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うれしかったこと

土木の現場に入って、最初は右も左も分からなかったんですが、道やトンネルなどが完成したときの達成感はすごいです！同時に、無事に完成できたことへの安心感もすごいです。「あぁ、僕たちのこの仕事が10年20年残るんだなぁ…。」と思うと、すごくうれしくなりますね。チームで事を成し遂げるうれしさは、何にも変えがたいうれしさがあります。
子供に自慢できるかっこいい仕事だと思っています。

エピソード

実は、高校卒業後の入社1年は、まだまだ学生気分が抜けていなかったんです。ちょっと体調が悪いと休んだりして。だけど、土木の現場で形に残るものを作り上げているうちに、それが僕たちの生活に関わってくる、と意識しはじめてからスイッチが入った感じがしましたね。ちょうどその時期に、結婚したこともあってさらにヤル気がでてきました。 そうなってから、仕事を覚えるのが楽しくなって、たくさんの事を任されるようになって、それがまたうれしくて、自信に繋がってどんどん仕事が楽しくなってきました。
あぁ、自分の意識次第でこんなに仕事も生活も充実するんだな。と今では思います。

仕事をするときに大切にしていること

これは何と言っても「安全」ですね。工事現場とかに安全第一ってよく書いてあると思うんですけど、まさしくその通りです。大きなモノを作り上げるには、やはり危険も大きくなります。どれだけ安全に、工期通りに仕事を進めるか、ということを常に考えています。子供もできたことで、さらに「人の命の大切さ」を意識しています。 現場で働く人や、工事関係者さんにも色々な人がいますから、とにかくコミュニケーションをたくさんとるようにして、現場の空気を良くし、体調が悪い時に誰でも発信しやすい雰囲気作りができるように心がけています。とにかく「無理」は禁物です！